熱いよ赤子
こんにちは.
今回は,LiPoの怖さを伝える啓蒙活動をします.
●LiPo怖い●
この記事を書こうと思ったのは,LiPoをショートさせてこんな状態にしてしまったからです.
↑危ない危ない.
LiPoをこんな風にしての率直な感想ですが,
命を削りました
大袈裟だと思うかもしれませんが,
LiPoは危ないらしいということは知っているけれど,実際どの程度かはわからないという人の前で,いきなりLiPoが音を立てながらぷくぷくと膨らんでいったら
これから何かやべぇことが起こる(程度は分からないけど)と思いますよね.
ある程度の知識は持って使い始めるべきでしたね.命を削りました.
特にこれからLiPoを使うという方は,この記事を読んで危ないものを扱うんだなと意識して頂ければ幸いです.
●原因●
↑戦犯だよ
そもそもの原因は回路がショートしてしまったことなのですが,その原因が↑です.
トグルスイッチの金属カバー部分が,スルーホール基板の上から0Vと12Vを繋いでしまったんですね.
暫くの間は何の問題もなく機体を動かしていたのですが,ONOFFしているうちにスイッチが傾いて繋がってしまったようです.
はんだ付けの際に気付かないとダメでしたね.これから機体作り始める人は注意しましょう.
●実際どんな感じなのか●
LiPoへの正しい対処法は断言できません(誤った情報をお伝えする訳にはいかないので…).なので,当時どんな状況だったのかをお伝えします.
まず,LiPoが激熱になります.
いつも通り隣に機体を置いて作業,さあ書き込もうと思ってたまたまLiPoのケーブルを触った時,熱すぎて意味わかりませんでした.
ほんと熱いんです.
もう何が何だかよくわからなかったのですが,
とりあえず引っこ抜こう
と思ったんですね.
その激熱なブツをどうやって触ったのかは全く覚えていません.
そんなこんなでとにかく引っこ抜いたのですが,意外と簡単に外れてくれました.
電源コネクタごと.
…
熱ではんだ溶けました
幸か不幸か外れてくれたわけですが,その後風船から空気が抜けるような音を立てながら,ぷくぷくと膨らんでいき,
マッチョな人が力むと服が破けるあのシーンのように(ほんとにこんな感じです)中の3セルがメリメリと外装を破きながら現れました.
その後は周りに燃え移るものがなさそうなところに移して,
破裂するの?しないの?という駆け引きを二,三十秒行ったのち(遠目から),
実績と信頼の整備長に処理をお願いしました.
以上です.
お役に立てるかは分かりませんが,気付くポイントとしては,
1.激熱
2.風船から空気が漏れるような音
3.匂い(明らかに異臭)
くらいでしょうか.
とにかく,自分の身を守ることを最優先にしましょう.
では.ぬぬ.